娘と創った絵本を見つけた。
幼稚園の年長さんの夏休みのこと、
娘から、「ママ、ゆきも絵本創りたい❗️」と言われ、。
「じゃ、ママがお話担当するね、
どんなお話がいいかな?」と聞くと、
「バナナとかフルーツとか
お姫様とかお星様とかのお話が良い」
「そうか、じゃ、ゆきちゃんの行ったこと
全部入っているお話を、ママ考えるから」と言って、
できたお話が「キラキラバナナ」でした。
そのお話を読みながら、
むすめはちちおやにききながら
(手伝ってもらったところもあり)
画用紙7枚の絵を書きました。
絵にワープ原稿のお話を入れて、
そして、手作り満載の
以下のような、母娘合作の初絵本になりました。
「キラキラバナナ」
ぶん はせがわよしみ
え はせがわ ゆき
ここは、フルーツのくにです。
バナナのおうさまおきさきさまに、
かわいいおんなの子がうまれました。
月日がながれて、バナナの子は、
げんきなおひめさまに、なりました。
バナナのおひめさまと、
なかよしのブドウくん、イチゴちゃんは、
おとなにまるまえに、
いちど、あおくて、
とてもステキだという、ちきゅうに、
いってみたいと、
いつもおもっていました。
ある月よのばん、
3人は、ながれ星にのって、
でかけていきました。
3人はやっとのおもいで、
ちきゅうにつきました。
そこは、びょういんのおくじょう。
そのようすを
びょういんのまどから、
みていたおんなの子がいました。
つぎの日、おんな子が
おくじょうにいってみると、
きいろ、むらさきいろ、あかいろのたまが、
おちていました。
「まぁ きれいなたま」と、
おんなの子は、ひろいました。
そして、たいせつに、
ほうせきばこに、しまいました。
女の子は、まいにち、
きいろ、むらさきいろ、あかいろの
きれいなたまが入っている、ほうせきばこを、
たいせつに、だいてねました。
あるつきよのすてきなばん、
ながれぼしがとおりました。
きいろ、むらさきいろ、あかいろのたまは、
ほうせきばこから、とびだして、
バナナ、ブドウ、イチゴの
すがたに、もどりました。
「ちょっと、ちきゅうをみてまいりましょう!」
と、3人は、ながれぼしの、じゅうたんにのって、
でかけていきました。
ちきゅうの子どもたちが、
すんでいる、まちや、
しぜんのやま、かわ、うみなど
いろんなところを、まわってきました。
よるがあけるまえに、
3人はほうせきばこに、
もどりました。
つぎのながれぼしが、とおったばん、
また、3人は、ほうせきばこから、とびだして、
ゆめのなかで、女の子とあいました。
女の子は、びっくりしましたが、
すぐに、バナナ、ブドウ、イチゴの3人と
なかよくなりました。
3人は、おんなの子に、
ちきゅうを、みてきたことを、
はなしました。
「わたしたちのフルーツのくによりも、
ちきゅうはステキなところが、
たくさんありました。
たべものも、いっぱいあって、
おどろきました。
「でも、みんなたべきれないで、
すててしまうんですね。
フルーツのくにでは、たべられるだけ、
とってたべます。
ゴミはほとんどでません。
フルーツのくにのほうが、
くうきやみずがおいしいです。
だから、みんなげんきです。
「ちきゅうに、おいしいくうきが、
もどって、みんなげんきに、なったら、
ちきゅうのみんなを、
フルーツのくにに、
ごしょうたいしましよう!」
「あなたは、とてやさしい子です。
わたしたちを、たいせつに、してくれました。
そのやさしさを、いつまでわすれないで、
ちきゅうをたいせつに、あいしてください!」
「ちきゅうにきて、
あなたと、おともだちになれて、
よかった。」
3人は、おんなの子と、あくしゅをしました。
つぎのあさ、おんなの子が、めをさまして、
いそいで、ほうせきばこをあけました。
ほうせきばこには、
きいろ、むらさきいろ、あかいろのたまは、
ありませんでした。
そのかわりに、キラキラひかるバナナが
1ぽんはいっていました。
おんなの子は、そのバナナを食べて、
げんきになりました。
そして、おうちにかえりました。
げんきになったおんなの子は、
よるになると、
いつもよぞらを、みあげながら、
「このほしのどこかに、
フルーツのくにがあるのね。
フルーツのくにに、まけないような
ちきゅうになるように、、」と
それから、まいばんいのりました。
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母娘の絵本創りから、20数年経った今は、私たちの作品の装丁デザインをして、出版してくれるようになりました。。
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